ロクでなし魔術講師と禁忌教典 6巻 感想

3連休開幕で祖母と父が怒鳴り合いのケンカをしました。
真ん中にいた私としてはなんとも言えない状況に先が思いやられます・・・

こんばんはふぇざ~です。

ロクでなし魔術講師と禁忌教典の6巻を読んだので感想を。
ネタバレありです。
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前回、白猫ことシスティーナの許婚のレオスが臨時講師として学院に赴任してきてシスティに結婚を申し込むのでした。
色々あってグレンと決闘になり、一度は引き分けになるも二度目は人が変わったかのように強くなってグレンは敗北しシスティはルミアやリィエルを盾に結婚することに。
ルミアから裏の事情を知ったグレンはシスティを攫って結婚式をめちゃくちゃにしたのですが実は最初から仕組まれていたことでその黒幕は元帝国魔導士のジャスティスでした。
ジャスティスは魔導士としてのグレンと決着をつけたいがために裏で暗躍しており、グレンも元同僚で想い人だったセラの敵を討つ為に魔道士時代の自分に戻るですがシスティの言葉で先生のままで戦うことを決意しシスティと2人でジャスティスと戦うグレン。
ジャスティスには逃げられてしまうもまた元の日常に戻っていくのでした。
って所まででしたね。

穏やかで、平和で、平凡で、ちょっと退屈な日々に戻ってきたグレン。
そんなグレンに突きつけられたのはクビという現実でしたw
と、言うのも魔術講師は自分の研究の成果を論文にまとめて提出しなければならないのですがそんなこと知らないグレンは気づかない内にクビになりかけていたわけです。
クビになりたくないグレンはせめて生徒たちが卒業するまではーっと同情を誘いクビ回避を求めるのですが実はセリカに内緒でローンを組んだのでクビになると支払いが出来ないと言うだけw
ホント屑ですw
そんなグレンを見て人の良い学園長は「タウムの天文神殿」の調査を進めるのでした。

タウムの天文神殿に行って調査して論文を書けばそれでよかったのですが調査予算がでず、自腹を切るしかないグレンはタウムの天文神殿のランクが低いことを利用して生徒たちを使えばタダで扱き使えるとかマジで屑過ぎるw
ですがそんな企みは生徒たちにはとっくにばれており、お得意の土下座でなんとか協力してもらえるあたりはなんだかんだでグレン愛されているなと思いましたね。

タウムの天文神殿の行く途中、御者が変装したセリカであり、絶対ロクでもないことになると言うグレンでしたが生徒たちにグレンの昔の頃の話をするなどいつもは開幕から魔術でグレンのことぶっ飛ばしている人とは思えないくらいグレン好き披露。
馬鹿だのアホだの言ってはいますがなんだかんだで母親代わりだったということですね。

タウムの天文神殿に着いた一行。
調べつくされて安全と言われていたタウムの天文神殿でしたが長い間放置されていたこともあって狂霊がウヨウヨしており、セリカの提案で経験を積ませようとのことで
生徒たちが対応。
他の生徒が四苦八苦している中、システィだけはグレンに特別講習してもらっていたりジャスティスといった化け物相手にいた身としては狂霊なんて相手じゃなかったのですがセリカ規格外すぎてなんか存在感薄くなっちゃうのですよね。
魔導考古学専攻だけあってこういうときこそシスティの出番・・・のはずだったのですがセリカがもっと詳しすぎたで出番なしw
グレンも母であり師であるセリカがいたらそっちを頼りにしてしまうものだから前回ジャスティスと命がけで戦って特別な関係を築けたと思ったシスティからしてらジャラっちゃうんですよねw
前回がんばったのに結局残念ヒロインでしたね><
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保護者としてきたはずだったのに結局規格外すぎて全部掻っ攫っちゃうセリカですが見た目は20代前半ですが実は数百年生きている「永遠者」
なぜ自分がそんな状況に置かれているのかもわからず数百年彷徨っており、唯一の手がかりである「内なる声」に従いながら日々、アルザーノ帝国魔術学院の地下に存在する超危険な遺跡をボロボロになりながら自分に関する情報を探しているのです。
グレンはそれがとても心配でもうやめようと提案するのですが長い自分探しの道を今更止められるはずもなく・・・
セリカはセリカで長い孤独の中で気まぐれで拾って育てたグレンがとても大切で魔術の道に自分が引き込んだせいで軍時代の辛いトラウマをグレンに植えつけてしまったことをずっと後悔していたりと普段が馬鹿師弟すぎてわからないのですがホントはお互いがお互い想っているのがなんかいいですね。

調査最終日。
色々調べるのですが新しいことは何も出ず結局タウムの天文神殿調べつくされた遺跡と言うことで結論づけるグレンでしたが祖父の言葉「タウムの天文神殿の天象儀装置には何かある」と言うのが諦められないシスティは思いつきでルミアの能力を使ったら謎の扉が出現。
それを見たセリカはグレンが止めるのも聞かずその扉に入っていってしまったのです。

正体不明の扉の先がどうなっているのかが分からない以上生徒たちを危険にさらせないと1人でセリカを連れ戻しに行こうとするグレンでしたがその生徒たちに後押しされてシスティ、ルミア、リィエルといったいつものメンバーで扉に突入。
扉に先に待っていたものは無数のミイラで襲いくるミイラを退けながら奥を目指し亡者と戦っているセリカを発見。
その亡者を一掃し過去を少し思い出したと喜ぶセリカでしたが一掃した亡者がセリカに向かって裏切り者だの憎いだの言っていることからきっとロクでもない過去だろうからそんな過去忘れて帰ろうと言うグレン。
失われた過去に固執するセリカとこんな危険な場所からさっさと去りたいグレンが押し問答している前に現れたのが魔人。
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魔人はセリカことを空(セリカ)と言い自らの主だと言いますが今のセリカは弱すぎて興味がないみたい。
魔人に本能でやばいと感じたグレンたちは逃げようとするのですが過去に固執するセリカは単独で魔人に挑み敗北。
絶体絶命の状況のグレンたちを助けてくれたのは「名無し(ナムルス)」と名乗る人にはない異形の翼を持ったルミアと同じ顔をした少女でした。

助けてくれたナムルスでしたがなぜかルミアには辛辣。
顔が同じと言う事もあって何かありそうですね。
魔人にコテンパンにやられたセリカは霊魂をやられており何らかの後遺症が残るかもしれない、足手まといだから置いて行けと言うのですがグレンは断固拒否。
それはなぜか。
「家族」だからです。
「家族」だからこそ永遠者の自分はグレンとは違う存在なんだと悩み、同じ人間になりたいと願ったセリカ。
永遠者であろうとなんだろうと「家族」だからセリカだから大切なんだと言うグレン。
2人ともお互いが大切だからこそ悩んだりうまくいかなかったりぶつかり合ったりとなんか泣けてくるシーンでした><
それと毎度のことながらグレンかっこいいわ。

魔人から逃げることが無理と判断したグレンたちは戦うことを決意。
システィの機転であの魔人は子供でも知っているおとぎ話「メリガリウスの魔法使い」に出てくる敵キャラの「魔煌刃将アール=カーン」ではないかとグレンに言います。
さすがにおとぎ話にでてくるキャラクターが目の前にいるなんてと思うグレンでしたが類似点が多すぎるため賭けに出ることにしたのです。
いつも格上を相手に戦ってきたグレンはお得意のハッタリをかましたり本の内容から弱点をついたりと魔人を追い詰めるのですがあと一歩が届かない。
逆にやられそうになるグレンを見たセリカは二度と魔術が使えなくなるの覚悟して固有魔術「私の世界」を発動。
「私の世界」というのは時間停止能力、ようはザ・ワールドですねw
ありきたりな気がしますがやはり時間制御系が最強なのですかね。
時間停止の世界の中でセリカが魔人をぶった切ってなんとか倒すことに。

幸いにも制限はつきますが魔術は今までどおり使えるセリカ。
今回のことでグレンがいるから過去に固執するのはやめるみたい。
最後2人で寄り添っているのが親子関係超えちゃってるなぁと思いましたね。

最後にナムルスの言葉。
再びセリカとグレンはここに訪れることになると言います。
その時にグレンは選択を迫られるみたいですね。
それが嫌なら「彼女」に思い出させないでと言うのですがその彼女って誰なのでしょうね。
流れ的に可能性があるのはセリカかルミアか。
なんていうかシスティがまた微妙な感じになる予感・・・
ナムルスもシスティ以外は全員知っていたし過去の話になったらシスティ本格的に空気になりそう・・・
同じ意味ではリィエルもそうなのだけどリィエルはまぁ別って言う感じだけど(オイ)システィはなんとか活躍させてやりたいですね。

と、今回の流れはこんな感じ。
セリカ回でセリカの過去をちょろっと垣間見る巻でしたね。
今回でてきた魔人に主と言われていたセリカ。
タウムの天文神殿調査中に「天空の双生児」とか古代の星信仰の最高神格・・・「空」の象徴なのだって言う台詞があるのですが双生児と思いつくのが同じ顔を持つ2人ルミアとナムルスですよね。
そんでもって「空」と言ったら魔人が空と書いてセリカと読んでいたのでまんまそのままだったら捻りがないなぁとか思ったりw
このシリーズのタイトルで作品中で謎とされている「禁忌教典」もシスティの機転から「メルガリウスの魔法つかい」説でてきたりとなんか色々個人的に考察したりしていますね。

まだまだ先は長いですので楽しみに読んでいきましょう。
今回はこんな所で。
ではでは。


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by habatakechicken | 2018-09-15 19:59 | 愛読書 | Comments(0)