織田信奈の野望 全国版18 感想

昨日今日と夏って言うくらい暑いですね。

こんにちはふぇざ~です。

織田信奈の野望18巻を読んだので感想を。ネタバレありです。
f0176460_13293175.jpg
前回、各陣営が続々と終結し始まった関ヶ原の戦い。歴史の強制力や「古今伝授」を持つ藤孝に苦しめられ追い込まれる良春でしたが今まで自分が蒔いてきた種が花となって実になり良春を助けてくれましたね。
本当の歴史を知って織田を裏切った徳川の行方は。
もう先のない信玄、織田に突撃すれば滅ぶと言う未来を知ってしまった武田軍の運命は。
そして小早川隆景の選択はって所でしたか。

前回、「徳川(松平)が最終的に天下人となって日ノ本を治める」と言う未来を知り、君主である家康に天下人になってほしいがために家康を監禁してその間に織田から離反し天下を目指すと言う策略をおこなった本多正信でしたが。
家康は監禁場所から脱出し徳川軍と合流して織田軍に戻るかと思ったら正信の想いを知り、自らの運命と、そして信奈と戦うことを決意して天下人の器へと覚醒し自ら軍を率いて良春に襲い掛かることに。
f0176460_13293129.jpg
知名度の高さの割りにこのシリーズでは活躍の機会が無かった家康でしたがここにきてまさかの覚醒。
ラスボスかと思っていた藤孝が前回あっけなく出番終了したのでやはり最後は家康かとも思ったのですが家康の主な見せ場はこの覚醒シーンだけだったかもw

その良春も家康の覚醒で挟み撃ちになり追い込まれものの暗黒寺恵瓊が良春自身が天下人すなわちハーレム王になれば丸く収まると言う提案をして助け舟をだすものの小早川家が裏切りの将になってしまうためにあくまで隆景には毛利を裏切らせず自分は織田として戦うと。
たとえ絶体絶命の状況でも全ての実を拾うことを諦めない良春でしたが良春を助けに来た家久を「鳥頭坂」を呼び込んでしまいこの時点で存在しない豊久の討ち死の運命を歴史の強制力が家久で再現させかけた時助けに来たのはなんと前鬼。
かなり久々の登場というか式神とは言え死亡したキャラなので懐かしさを感じますね。

史実で織田が武田騎馬隊を種子島による「三段撃ち」で撃破しそれで武田が滅亡するという未来を知ってなお時間の無い信玄に戦国最強の称号を捧げたい武田四天王は織田軍に突撃するも1人、また1人と撃ち取られていく・・・
無謀にも思える玉砕シーンですが死んだら何も残らない何にもならないとわかったいても誰かのために自らを犠牲にするシーンって心にくるものがありますよね。
本当は悲しいシーンなのですが個人的にはこういってシーンが好きなので困ったところ。

そんな滅亡寸前まで追い込まれた武田の窮地に現れたのが信玄のライバル上杉謙信。
武田騎馬隊の犠牲で三段撃ちを突破し信奈を追い詰めますが宗麟の説得によって謙信は考えます。
古き秩序を戻すだけでは乱世は終わらない。世界の片隅で漂うこの戦国日ノ本をいかに再生するかという明確な構想をもつ信奈こそ天下人にふさわしいのではないかと。
ただ同時に父上に認められたいという想いから全てを犠牲にして戦って後一歩のところまできた信玄に天下人の座を渡したいという想いから悩みます。
そして直江兼続と滝川一益の想いから謙信が選んだ選択は信奈も信玄も救いたい。戦国乱世も終わらせたいという想いから信奈を天下人に認め死に際の信玄の元へ。
f0176460_13293255.jpg
謙信は信玄の病の元である「蟲」に語りかけ、自分の体に「蟲」をうつし信玄を救うことに。
なんだかんだで生き延びるのだろうと思う反面、1人くらい殺して美談にするかとも思ったりしましたが謙信の「動物たちと意思疎通ができる」というオカルトパワーによってまさかの生還でした。
この2人に関しては外伝の「天と地と姫と」を読んでおくと感情移入しやすいんでしょうが積んじゃってるんですよねw
早く読まねば。

最後は毛利両川。
暗黒寺恵瓊の案を良晴が蹴った理由を聞いた吉川元春は小早川隆景に「例え毛利両川が分かれようと末代まで裏切り者と罵られようと決めるのは隆景だ」と言い、毛利の律儀を果たすために東軍へ。
恵瓊から「毛利両川決別の言葉」を聞いた隆景は自分の運命と交換に良晴を救うことを決意します。
これを知った裏切り者で有名な宇喜多直家が西軍に寝返りを表明し、小早川を攻撃。
裏切ってばかりだった直家が最後やった裏切りで毛利両川と良晴を救うと言うなんともかっこいい場面でした。
蜂の巣にされながらも隆景にたどり着き「秀家に渡してくれ」とカステラを渡すところなんか涙がでそうでしたね。
ただ最終的に生き残っちゃうんですよね。
個人的には死んでいてほしかったかもw

こんな感じで大まかな所だけ書いてみました。
上杉、武田、徳川が信奈を天下人に認めたためこれにより関ヶ原の合戦編の終了。
と、同時に信奈が天下人になったので作品としても終わりなのですがもう少し続くそうです。
次回はヤスケが言っていたガスパールとは結局何者だったのか。
日ノ本を震撼させる「海からの使者」って言うのか話のメインになるのでしょうかね。

今回も読むのに大変時間がかかりましたが楽しませてもらいました。
ラストも近いです。
楽しみに待っていましょう。ではでは。
[PR]
by habatakechicken | 2017-05-21 23:59 | 愛読書 | Comments(0)